みなさま こんにちは。

ご愛読ありがとうございます。

リビングビューティーライフ研究家の
盛 加奈子(もり かなこ)です。

 

新月の日にスタートした
白湯で温活&ダイエット1はいかがでしたか?

 

みなさん、お湯を沸騰させて湯ざましを飲んで
いただいていると思います。

もちろん、それでも良いのですが、
つくりかたや飲みかたのポイントを知るとより効果が高まります。

さっそく、いきましょう!

 

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白湯(さゆ)のつくりかたと飲みかた
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今回は、インド由来の健康法「アーユルヴェーダ」を
ベースにアレンジ。

アーユルヴェーダ(インド伝統医学)では、白湯は
すべての体質の人に合う健康法だと言われており、
心身のバランスを整え、デトックス効果も。

 

【 白湯のつくりかた 】

①換気扇を回し、お水をやかんに注いで火にかけます。

タイマーをセットしておくと、朝の忙しい時に忘れませんね。
沸騰4〜5分。弱火で10分。など

アーユルヴェーダでは、火のエネルギーが人間にとって
欠かせないものとされているようです。
ですので、電気ポットや電子レンジではなく、
ガス火で沸かすことをおすすめします。

私は鉄瓶を10年以上愛用しています。(鉄分の補給にもなります)

ふたをせずお湯を沸かしている様子を見ていると、
ガスの火、沸騰するお湯、湯気が一体になっています。

これは、アーユルベーダの火と水と風をあらわしてるな〜
と実感します。
土のエネルギーを取り入れるには、土鍋や土瓶で沸かします。

②沸騰したら、ふたを取り火を消さず弱火で10〜15分間火にかけます。

このとき、吹きこぼれに注意してくださいね。
しっかりと沸騰させることで、水道水に含まれている塩素などの
化学物質を取り除くことができます。
ミネラルウォーターの場合は化学物質の問題ありませんが、
ガスの火で沸騰させるのをおすすめします。

沸騰を続けることで、風のエネルギーを取り込むと言われていて、
お湯が胃腸の汚れをおし流すと考えられています。

③10分〜15分間経ったら、火から下ろし、カップなどに注ぎます。

あとは、約50度くらいの飲み頃になるまで待ちます。

冷ますために水や氷を入れないようにしてください。
水を入れるとエネルギーのバランスが崩れてしまうそうです。

 

【 効果的な飲みかた 】

朝起きてすぐに飲むのが最も効果的と言われています。
朝に飲むことで、寝起きの体を目覚めさせ、胃腸の働きを
助けてくれます。

水よりも白湯の方が良い理由は、人の体温に近いため
内臓に刺激を与えず身体を覚醒させることができるからです

ゆっくり10分くらい時間をかけて飲むと効果的。

朝食を食べる場合は、その後30分後に食べると良いでしょう。
胃腸の消化機能も活発になり、食べたものの消化が効果的に
できるようになります。

白湯の量は、1日合計約800mlを朝昼晩寝る前に分け、
食前に飲むと効果が増しますが、忙しくて4食も飲めない方は、
朝だけでも実践すると良いでしょう。

就寝前に飲む効果としては

眠りやすくなる
成分が少ないシンプルな白湯は、すっと身体に馴染みながらゆっくり
温めてくれます。

そうすることで副交感神経の働きをうながして、質の良い睡眠を
とることができます。
また、副交感神経が働くことによって消化機能も高まります。

②睡眠中の代謝が良くなり、新陳代謝アップ!
白湯を飲むと身体が温まるため、体温が少し上昇します。

体温が上がることで基礎代謝も良くなり、睡眠中の呼吸や
心臓の動きによるエネルギーの消費量が大きくなります。

③水分不足を防ぐ
人の身体は眠っている間、体温調節や呼吸によって
約200mlの水分を失います。

多いときには500~1000mlもの水分を失うため、
睡眠中は水分不足におちいりやすくなります。

【 飲むときの注意 】

飲むときは一気に飲まず、10分くらいかけてゆっくりと
すすりながら口に入れて、噛むように咀嚼して飲むのがポイントです。

体の隅々に染み渡らせるようにイメージしながら飲みましょう。

ダイエットに効くといっても、飲みすぎるとかえってむくみの
原因になります。

食事中も飲みすぎると、胃液を薄めるので注意しましょう。

ダイエットで飲む白湯は、体温よりも低い温度のものでは効果が
薄れてしまいます。
そのため、少々熱いけど飲める50度前後のものを飲むようにしましょう。

 

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白湯は味覚の変化も
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白湯がいいならば、お茶やコーヒーなどは?と思いがちですが、
味のない白湯を飲むことによって味覚が研ぎ澄まされ、
濃い味を好む傾向を改善する働きがあります。

白湯を飲むことによって薄味でもうまみを感じるようになり、
余分な塩分や糖分の摂取を控えられるようになることで、
美味しさにも敏感になりますね。

また、お茶やコーヒーはそれぞれカテキンやポリフェノールなど
さまざまな栄養成分が入っています。

そのため、腸や胃が働こうとするので、消化に負担がかかります。
また、お茶の種類には、冷性と温性があるので、
体に与える影響も違います。

わたしは、冬の時期は仕事場や、外出先に保温ができる水筒に
お湯を入れて持っていきます。

食事の前にひとくち飲んだり、ティーバックのハーブティーを
入れたり、体の中から温められて、プチ寒さ対策になりますよ。

 

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体調の変化の目安
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白湯ダイエットの効果を実感するまでには、少々時間がかかります。

早ければ3日目あたりから体調の変化を感じますが、多くの場合は
最低でも7日間ほどかかるでしょう。

最初は白湯が苦いとか、まずいと感じる人が少なくありません。
これは体調不良や体内に毒素が溜まっているのが原因です。

そのため始めた時期はつらいかもしれませんが、
体質改善が進むと、次第に白湯が甘く感じられるようになります。

こうした味の変化を、ダイエット効果や体質改善の指標に
すると良いでしょう。

コストはかかりませんが、沸騰したお湯の温度を下げたり、
ゆっくり飲んだりと少し手間がかかると感じてやめてしまう
方も多いようです。

 

寒くなるこの時期にスタートして、ゆるりと継続できると良いですね。

ダイエットにこだわらず、白湯で身体の内側から調子を整えて、

浄活美人を目指しましょう。