こんにちは、「五感カフェ」マキ子です。
突然ですが、みなさんはアクシデントがつづいたとき、どうされていますか?
泣いたりわめいたり、人に話したり
アウトプットするというのも手段ではありますが
最終的には、自然の治癒力にお任せするのではないかなと思います。
なぜこんなことを書いているかといえば・・・
なにを隠そう、わたくし最近、望まない現実がつづいていて
このページの更新もままならない日々を過ごしていたのでした。
それでわかったこと。
キャパシティをはるかに超えるようなことが連続して起こると
驚いて、悩んだり落ち込んだりを通り越し
笑ってしまう、という
大いなる癒しのセカイがあるということ。
その感覚は、いままで知らなかったわけではなかったのに
ひさびさに体感すると不思議です。
「わかりました、もう、お手上げ。ウケるー」みたいな感じ。
(ホントはとてもシビアなんだけれど・・・)
きっと、みなさんもわかるはず。
さて、あくまで個人的なことですが
そんなときどういう風に過ごしているか?というと
「なにもしない」
を徹底するようにしています。
現状をダメと思わない、思ってもなにもしない
焦ったり腐ったり、凹む気持ちがあってもそれを観察するだけ。
余計に動かない、新しく探さない。
悲しみや苦悩の波に呑み込まれそうになっても
そんな自分と静かに対峙して
セルフコミュニケーションをする
という時間。
わたし、改めて思いました。
潜在意識の勉強をしたからこそ理解できた脳の構造、人間の生理
なにより「意識のしくみ」がわかっているからこそ
このように自己観察ができるのかもしれません。
少なくともわたしは3年前だったら未熟でできなかったなあ・・・・
すぐに焦って違うことをはじめたり、外側へ求めたりして、
それらが代償行為だとうすうすわかっていても
不安や恐れの方が先に立ってマイナスからの行動をとめられなかった。
今は、穴だらけで矛盾した現実と
そこに生きる「何者でもないわたしという存在」とが
一瞬一瞬、変容しながら
幻のごとく「ただ在るだけ」を知覚できるようになった。
まだ修行中だけれど、
この数年で間違いなく成長したと自負しています。
唯一することといえばイメージングと自分に集中すること。
リラックスする空間で穏やかな自己を見つけ、
カラダが喜ぶことをする。
美味しい食事、お茶の時間
書き物や読み物など内的クリエイティヴ・・・
そんなタイミングでわたしが見た映画がこれ・・・
有名なので内容は割愛しますが
この美しい映画をご覧になられた方
似たような世界観が理想、
ということ、多いんじゃないかなと思います。
こんなふうに自然体で
みんなが本当の意味でファミリーで
平和に暮らせて幸せになったらいいな・・・
こんな社会になったらもっといいのに・・
未来の子供達が暮らす世の中は
こんなふうであってほしいなあ・・・
おそらくそんなイメージを持った方、
たくさんいらっしゃるかと想像しています。
けれど、
そうイメージした瞬間、即座に
「いやいや、そんな理想論だけ言ってもねー」
「またまた夢見たいなことと思っちゃってバカね」
「ただの映画じゃん」
・・・と
自分の脳内で打ち消してしまったりしたかもしれません。
なにが言いたいかというと、
わたしは、そういう大きな思いや理想、哲学って
しっかり持っていいと思いますし
わたし自身そうするようにしているのです。
ほんとうは、世界がどうなってほしいのか
世の中はどうあってほしいのか
ヴィジョンを描くこと
その尊さ、イマジネーションの至福。
その世界観へ近づくためにはには
わたしはどうしていこうか?
どのような存在で生きようか?
考え、行動していくことが大切だからです。
それは、いわゆる使命とか、
大それたものではないかもしれないけれど
ヴィジョンがハートから立ち上がったときの振動は
その人にとって「本物」であり、
かけがえのないゆたかな充実感をもたらします。
そうしてひとりひとりのハートが満ちて
集合体となり、全体意識が変わるというのは素晴らしいこと。
世界を創っているのは
わたしたちひとりひとりの意識なのですから。
生きるものは、すべて進化・循環し
発展、栄えることがデフォルトなので
より良い世界、理想の世の中を望むことはごくごく自然。
望むことは、決して理想論でもバカなことでもない。
生き生きと暮らし、愛しあい
許しあい見守りあえ
そして個のパフォーマンスを開いて輝く
真の自立と、尊重し合うつながり
それをみんなで喜びあう
そんな世の中を目指していい。
もっともっと
「世界がよくなる」ことを望んでいい。
そのヴィジョンに大きい小さいもなく
どんなことであれ、そこに意識を向けて生きる
ということに意味があるとわたしは思います。
みなさんは、
どんな世界を望みますか?
そこへ思いを馳せることを
ご自身に許していますか?
優しい雨が降る週末
わたしは、美味しいコーヒーをいただきながら
世界に描くイマジネーションの中でもう少し遊んでみます。