「五感カフェ」ワークショップ受講生Rさんからのご質問です。

モチベーションをキープし続けるコツについてお伝えします。

 

=======ここから選抜======

マキ子さん、こんにちは!Rです。

いつも意識のしくみを教えていただきありがとうございます。

 

私ごとですが究極のセルフイメージ」のおかげで

なかなかつづかなかった毎朝のウォーキングが

1ヶ月連続でつづけられるようになりました!

すごく嬉しくて、これで3日坊主を克服できたかも?と

思いたいところなのですが・・・

 

正直にいうと「やりたくない朝」がまだあるのです。

朝陽をあびて公園へウォーキングに出かけるのはとっても気分がよく、

今日もいちにちガンバルゾ!とポジティブになれますし、

実際、仕事もはかどり夜はぐっすり眠れて良いことづくめ。

 

・・・にも関わらず、

 

なぜか、突然「やりたくなーい!」

な気分に陥り、モチベーションが下がってしまうのです。

 

今のところは、負けそうになるのをぐっと堪えて

ウォーキングに出かけることができるのですが

もともと、三日坊主だった性格のため

「あ。またつづかないかも・・・」

と意思の弱い過去の自分が現れそうで心配です。

 

お恥ずかしいお話、これまで自分には絶対必要だと思ってはじめた語学や、

ヨガ、お部屋をきれいに保つことなど・・

いつも1ヶ月くらいでモチベーションが下がってしまい

継続できなくなってしまうのです。

 

目標設定したとおりにつづくようになるにはどうしたらいいでしょうか?

また、モチベーションをキープするには

どのように意識をするといいでしょうか?

こんな私でも変われますか?

ぜひ、アドバイスいただけたら嬉しいです。

=======ココマデ======

 

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モチベーションの正体とは

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モチベーションについてのご質問は非常に多いです。

 

「急にモチベーションが下がった」

「疲れてモチベーションが上がらない」

「あの人は、どうやってモチベーションを維持してるのだろう」

といった使い方をするかと思います。

 

モチベーションとは、「動機(づけ)」「刺激・やる気」のことです。

行動を起こしたり、決意したりするときに

《原因・きっかけ》または《目的》のことをさします。

 

別の言い方をすれば「意欲」。

「意欲」とは欲する意思と書くのですね。

 

このことからわかるように、モチベーションの正体とは

自分の中から自然に芽生えてくる衝動のようなもの。

 

つまり、矢印の矛先は外部ではなく

自分自身の内的エネルギーへ向いているのです。

 

また、モチベーションを辞書で調べると

スポーツやビジネスなど、目標に向かって行動するような場合に必要な

「成果」「魅力(報酬)」などと書かれていました。

 

うーーーーむ・・・

 

確かに、理論としてはアリだと思いますが

わたしはもっとダイレクトな方法をお勧めしています。

 

特にRさんのように「あ。またつづかないかも・・・」

という諦めグセがある場合には

その癖そのものを矯正したほうがリバウンドが少ないのです。

 

 

 

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脳は騙せるってホント?

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ホントです。

 

というのも、脳は

「やらなくていいことはできないってことにしときましょ」

むしろ、「できない方が都合がいいんじゃない?」

という “小悪魔ちゃん的キャラ”なので、

初めからそういうものだと付き合ってあげるのです。

 

考えてみれば、Rさんの場合、毎日、朝早く起きて公園を歩くというのは

莫大なエネルギーが必要ですよね。

 

「やらなくていいことはできないようにする」小悪魔ちゃん脳からしたら、

そんなエネルギーコストがかかることをやって欲しくないと思っています。

 

なので、あえてエネルギー負荷を大きくしたり

わざとモチベーションが下がる理由を作ったりして、

必死に「やらせないよう」にします。

 

「え〜?昨日はいっぱい歩いたからもういいよ」

「やっぱ、運動は向いてないよねー」

「今日くらいサボっても大丈夫じゃね?」

「あ。そうだ。LINEしなくちゃ」

どんどん小悪魔な言葉で誘惑したり、気を紛らわしてくるのです。

 

なぜなら、

諦めてくれたら余計なことにエネルギー注がずに済むから。

 

脳は(というかわたし達人間は)、困ったことに

なるべく楽をしたい、いつもと一緒が安心な生き物なのです。

 

脳はなるべく生存に直結したことをしたいし

それ以外のことはやりたくない、と覚えておくとシンプルで良いかもしれません。

 

生き残るための行為、例えば、食料を集めたり、子孫を残す

などに関連することは「やらせたい」と思っています。

 

つまり、毎朝ウォーキングするのが大切!

などと言うことは
、そもそもわたしたち人間はDNAレベルの情報がないのです。

 

だだし・・・脳は騙せます。

「いつもと同じが好き」という仕組みを知ればそれを利用するのが早い。

 

それが、冒頭にお伝えした、ダイレクトに「行動」にすること。

 

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コントロールできる

とわかれば行動も早い!

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たとえ少しくらい寝坊したり、気分が乗らなかったりしても

まずは、ベッドから起きて動く。着替えて動く。

 

たとえ「今日くらいサボっても大丈夫じゃね?」という声が聞こえてきても

ガン無視で。←ここ大事。

 

そうして、毎日必ず30分でもウォーキングしていると

脳も「あれ???」となります。

 

あれ。おかしいぞ?! こんな情報なかったぞ。

 

一生懸命諦めさせようと思ってたのに、

毎日必ずウォーキングしてるって・・・?

え?ってことは・・・

ウォーキング大切なのね!

 

早朝ウォーキングする方が「大切な情報」となれば

脳としては、それを止める方がエネルギー負荷になり逆にマイナスになります。

 

すると

「いっそのこと、早起きしてパッと着替えて

気持ちよくウォーキングしてもらおうよ!」と思いはじめるのです。

 

こうなったら脳をうまく騙せたのも同然

朝起きた時に行動力は早くなりますし

本当に気持ちよく身体が目覚め意識もクリアになります。

 

ここまで早い人で2週間。

できれば4週間くらいつづけてみてください。

完全に定着させるには、数ヶ月~半年と予想していると良いです。

 

脳は、エネルギーコスト的にこっちの方がいい!

とわかれば、どんどんエネルギーをそこに使ってくれます。

 

つまり、Rさんが悩んでいたモチベーションは

自分でコントロールできるのです。

 

ビジネスや勉強、新しく覚えたいこと

苦手なことを克服したくても持続できないとしたら

《脳からの誘いを無視してダイレクトに動く!》

ぜひ、工夫してやってみてくださいね。

 

「やりたくない」も「三日坊主」も

根拠のないただの思い込みだと思えば乗り越えられますよ。

 

それではまた。

引きつづきご質問メールお待ちしています!

 

 

 

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