こんにちは
ローフード&リビングビューティーライフ研究家の
盛 加奈子(もり かなこ)です。
わたしは、「自分のカラダやココロの不調は、自然治癒力を高めて治す」
ことができると考えています。
その生活習慣のヒントを
リバーシングセラピー(生まれ変わるための療法)として
さまざまな視点でお伝えしています。
桜の開花とお天気の話題が気になる時期ですね。
みなさんもお花見の予定など予定されているでしょうか。
この季節は花冷えというように、
暖かいと思ったら、次の日とっても冷えたりします。
花粉症でとてもお花見どころでは、というかたも
いらっしゃるでしょう。
わたしもこの1週間、睡眠や体調に気をつけて
いたにも関わらず、のどの痛みからはじまり、
鼻水やくしゃみといった症状がありました。
・熱もなく、体調もそんなに悪くない、、、、
・風邪でもない
・1日の時間帯によっても症状がちがう
・花粉症は多少あってもここまでひどいことはなかった、、、
・アレルギーでもない
・少しだるい
お医者さまにいくと、きっとあのお薬を処方されるので、
どうにかしたいと思いました。
少し緩和してきましたが、1週間も続いたので色々調べてみました。
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季節の変わり目には寒暖差アレルギーに注意しましょう!
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風邪でもない、アレルギーでもないのに
鼻づまり、くしゃみや透明な鼻水が止まらないときには
寒暖差アレルギーを疑ってみましょう。
医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれるそうです。
この時期、日毎に温度に差があったり、
お昼は暖かくても、日が陰ると急に寒くなってきたりします。
花粉症などのアレルギー疾患とちがい、
血管運動性鼻炎は検査をしても明確なアレルゲンが見つかりません。
また、風邪のようにウイルスに感染して炎症を
起こすわけでもありません。
このような原因の分からない鼻水、鼻づまりなどの
症状が出るのが、血管運動性鼻炎だそうです。
風邪との大きな違いは、鼻水がサラサラした水っぽい状態で
あることと、発熱がないことです。
また、アレルギー疾患によく見られる目や
皮膚のかゆみなどの症状もなく、人にうつることもありません。
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寒暖差アレルギーの原因は自律神経
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自律神経が正常に機能する気温差は7度までといわれており、
気温差がそれ以上になると寒暖差アレルギーが
起こりやすくなるのです。
原因はまだ解明されていませんが、
温度差によって自律神経のバランスが崩れることで
発症すると考えられています。
自律神経には交感神経と副交感神経(※)があり、
相反する作用を持つこの2つの神経がバランスを
とって体内の臓器や血管などの働きをコントロールし、
体内環境を調節しています。
鼻の粘膜にある血管の収縮・拡張も自律神経によって
コントロールされています。
激しい温度差が刺激になってこの調節がうまくいかなくなり、
鼻水が出やすくなってしまうのです。
※ 交感神経と副交感神経
さまざまな内臓器官を調整する役目を持つ自律神経は交感神経と
副交感神経の2つの神経から成り立つ。それぞれ相反する働きをし、
交感神経は昼間に優位に、副交感神経は夜間や睡眠中に優位になる。
また、寒暖差アレルギーは、温度差だけでなく、
タバコ、排気ガス、香料などの化学物質、
精神的ストレスなども影響すると言われています。
また、寒暖差アレルギーの名称には
「アレルギー」という単語が入っていますが、
実際にはアレルギーではないそうです。
しかし、もともと喘息や花粉症などのアレルギー疾患があって
粘膜が過敏になっている人などに併発する場合もあります。
喘息の発作がひどくなることもあれば、鼻水や鼻づまりの
症状が出ることもあるように、温度差はさまざまな症状を
誘発する要因の一つです。
■寒暖差アレルギーとアレルギー性鼻炎・風邪との違い
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こまめな冷え対策が大事です
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寒暖差アレルギーは筋肉量の少ない女性がなりやすいようです。
体内で熱を作り出す力が弱いので、
寒暖差を生み出しやすくなるためです。
女性に冷え性が多いというのと同じような状況が、
寒暖差アレルギーの原因にもなっているのです。
特に、あまり運動をしていない女性は筋肉が
少なくなる傾向にありますので、
寒暖差アレルギーにつながりやすくなります。
日常では、温度差をなるべく小さくするように心掛け、
血流を良くすることが大切です。
対策としては
●衣服などでこまめに体温調節ができるように
羽織れるものやスカーフなど携帯しておくといいですね
(厚手のくつした、腹巻き、カイロも)
●マスクも鼻の粘膜に触れる冷気を遮断するので効果的です。
(家のなかや寝るときもマスクをしていました。)
●また、血流を良くするためには、太い血管が皮膚の表面近くを
通っている首・手首・足首の“3つの首”を温めると効率的です。
(首にホットタオルであたため、簡単にできる手湯、足湯がおすすめ!)
●食事ではショウガなど体を温める食材を積極的に取り入れましょう。
1月の記事:こまめな温活習慣で冷え知らずのかカラダに!
●カカオポリフェノールに血管拡張作用が期待できるという
研究報告もありますので、カカオ成分が70%以上の
ダークチョコレートやココアなどもうまく取り入れれば
血流改善に役立つでしょう。
●さらに、筋肉を維持するためにも、
血流を良くするためにも運動が大切です。
●自律神経のバランスを整えるという意味では、
就寝の1時間くらい前に入浴し、軽いストレッチをして
深部体温(体の内部の体温)を上げてから寝床に入ると、
深部体温が下がるタイミングで眠りにつくことができ、
質の良い睡眠が取れます。
睡眠のリズムが整うと自律神経のバランスも整ってきます。
自律神経を整える健康的な生活を送ることは、
寒暖差アレルギーの予防だけでなく、健康全般にとっていいですね。
寒さなどの環境刺激に負けない丈夫な体は日ごろの
生活習慣の積み重ねによって作られます。
健康には適切な栄養、運動、睡眠、ストレス緩和など総合的な
生活習慣のコントロールが重要です。
そして、免疫力アップ、自然治癒力をアップすることで、
不調や病気を撃退できます。
しかし、まず、冷やさないということ大切ですので、
簡単にできる温め生活をこまめに実践してくださいね!
快適な日常生活へココロもカラダも戻していきましょう。
わたしは、家でもマスク、空気清浄とリラックスにアロマ、
手湯、首元にスカーフ、厚手の靴下、お風呂、
ストレッチ、温かいハーブティー、スムージー、7~8時間睡眠
などを駆使して落ち着いてきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝を込めて!
ではまた!
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