みなさま こんばんは。
ご愛読ありがとうございます。
リビングビューティーライフ研究家の
盛 加奈子(もり かなこ)です。
先日、TVで20~30歳代の女性が栄養不足に
陥っているという話題を目にしました。
食べ物が豊富なこの時代、カロリーの摂りすぎや
ダイエットを気にする女性が多いのかなと思っていました。
それも一つですが、女性の社会進出によって
ランチをゆっくり食べたり、食事に気を配る時間がない。
食べられなかったら、ダイエットでラッキーという意識のようです。
自分のカラダのことや栄養の知識などが置き去りにされているようです。
現在は元気ですが、将来、病気を誘発したり、赤ちゃんを産むための
カラダづくりなどとても心配になり調べてみました。
厚生労働省が実施した平成27年の国民健康・栄養調査では、
若い世代ほど食事の栄養バランスに課題があるということが
明らかになりました。
特に20~30歳代の女性では、たんぱく質、カルシウム、食物繊維
などの摂取量が60歳以上に比べて少ない傾向にあるようです。
やはり、女性の社会進出により忙しくてちゃんと食事を摂れない方や、
ダイエットブームで摂取カロリーが極端に低い方など、
偏った食生活を送っている方は少なくないようです。。
実際にBMIが18.5未満の「低体重(やせ型)」に入る方の割合は
20代女性が最も高く、22.3%という結果が出ています。
朝は時間がないので食べない、昼食はサンドイッチとコーヒーで
軽く済ませる、小腹が空いたらお菓子を食べて、夕食はワインと
チーズとパンでおしまい……こんな食習慣をしている方は要注意です!
栄養が不足すると、便秘や冷え、立ちくらみなどの不調につながり
かねません。
なんとなくダルい、疲れやすいという方は、一度自分の食事を見直して
みましょう。
食事の記録をとってみると、自分の食事で足りないもの、取り過ぎている
ものなどが見えてきますね。
思いのほか、同じような食事内容だったりして、栄養が偏っている
可能性があります。
「食べる」という行為によって、わたしたちはカラダの中に
栄養を得ているだけでなく、心にも見えないエネルギーをいただいています。
食にまつわる自然環境や周りの人々との関係も大切にし、
いただく食材や料理の由来となる環境が愛と感謝に満ちている
ほどエネルギーレベルは高くなります。
”美しいバランス感覚を身につけ、強いエネルギーを持つ食事を選択すること”
が心身とも健康で美しくなるための秘訣でしょう。
わたしたちが、心身ともにバランスのとれた健康な状態でいるためには、
不調和を調整する食事を上手に選び、食事管理能力を身につけて、
その人、その時の状況にあった「バランスの良い食事」を楽しむことが
大切ですね。
年末年始に向けて、外食なども多くなりますね。
食事の記録から自分の食生活を俯瞰してみて、
カラダからのサインを感じながら食事の取り方や栄養について
考える機会になさってくださいね。
では、また次回!