みなさま こんにちは
ローヴィーガン&
リビングビューティーライフ研究家の
盛 かなこです。
暑い日が続いています。
体調を崩されませんよう、
ご自愛くださいね。
こまめな水分補給についての
注意喚起はテレビやSNSなどの
メディアでも紹介されています。
今回は、水と合わせて大事な
塩についても意識して活用して
いきましょう。
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■カラダの動きに欠かせない塩
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わたしたちの原始生命は
海中で誕生したそうです。
陸上に上がったときに、
育った環境を維持するために、
「海を体内にもって地上に上がってきた」
といわれています。
実際にひとの体液は、
塩化ナトリウム、カリウム、
カルシウム、マグネシウム
などが含まれて、海水の成分に似ています。
塩の主成分の塩化ナトリウムは、
料理の味付けや、
食品の保存に欠かせませんが、
ひとのカラダでも重要な
働きを担っています。
●カラダに関わる塩のはたらき
①体液の濃度(浸透圧)を一定に保つ
②骨の構成する成分
(カルシウムのほか、ナトリウム、
マグネシウム、リンなど含む)
③筋肉・脳の神経伝達
④血液・体液の成分
⑤胃腸の消化液の成分
といった様々なカラダの重要な
機能にかかわっています。
塩なくしては、ひとは生きられませんね。
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■塩の不足・過剰は不調のもと
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塩は不足しても、とりすぎても
カラダのバランスをこわすようです。
●塩が足りないと
①熱中症
汗をかくと、水分だけでなく、
体内の塩分も放出されてしまい
血中のナトリウム濃度が低下して、
神経伝達などの
働きがうまくいかなくなります。
②血圧の低下
塩分が不足すると、心臓の筋肉の
収縮が低下し、血流が悪くなります。
脱力感をかんじたり、
血圧が下がるため、めまいや
立ちくらみがおこることがあります。
③骨の強度低下
体内のミネラルバランスが崩れると、
不足分を補おうと骨に蓄えられた
ミネラルが流失し、不足状態が続くと
骨がもろくなります。
●塩が多いと
①高血圧
塩を過剰に摂取すると、
体内のナトリウム濃度が上がります。
すると、浸透圧を一定に保つ働きで、
のどが渇き、水分が欲しくなります。
水分を多く摂取すると、
血液が増え血管壁にかかる圧力が
上昇して高血圧になります。
②むくみ
ナトリウムには水分を
引きつける性質があるため、
増加した水分が皮膚にしたの
細胞と細胞の間にたまると
むくみがおこります。
③腎臓疾患
腎臓は食事から摂った塩分や
水分が過剰なときは、
体外に排出します。
不足するときは濾過、
吸収する機能を働かせるため、
過剰や不足が続くと、
腎臓疾患がおきる場合があります。
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■おすすめの塩の摂り方
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ミネラルバランスの良い
伝統製法の塩がおすすめです。
海水から伝統製法で
つくられた塩には、
ナトリウムのほか、カルシウム、
カリウム、マグネシウムなどの多くの
ミネラルが含まれてます。
一方、精製された塩はミネラルを
取り除き、塩化ナトリウムのみを
残した状態です。
精製された塩は、外食や加工食品で
多く使われているので、
外食が続く場合には気をつけたいですね。
そんなときには、ナトリウムを
排出する作用のカリウムが
多く含まれる、野菜やくだものを
意識して摂るのがいいでしょう。
バナナ、メロン、なつみかん、
すいか、野菜類、海藻類、納豆、
じゃがいも、さつまいも、
トマト、ほうれん草、
ビーツなどなど。
塩は体内での働きだけでなく、
体外からも効果が期待できます。
お風呂に塩を入れて温まると、
保湿効果によって血流をよくして、
汗をかきやすくなります。
代謝アップにも効果的ですね。
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■大事なのは過不足のバランス
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外食や、加工食品によって、
水分・塩分ともに
過剰になる一方では、
過剰を心配しすぎて、
不足している場合もあります。
あわせて、現代人の運動不足が
加わって、低代謝が多くなっています。
低代謝はあらゆる不調の
もとといわれています。
水と塩はカラダの中で
関連して働きます。
摂取量に個人差はありますが、
味噌汁、漬物、煮物などの
和食を中心とした伝統的な
食事は、水も塩も
ちょうどよく摂取できます。
野菜やくだものや
スムージーもぴったりです。
病気でなければ偏った
制限は必要なさそうです。
適量をとって、汗をかいて出す、
お水とおなじように
「出して摂る」が大事なので
このサイクルを意識していきましょう。
そして代謝の良いカラダを
目指すことが大事ですね。
水と塩を上手に活用して
不調知らずのご機嫌な
カラダになりましょう。
明日は満月。
満月のスムージーを紹介します。
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■満月のスムージー
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夏はアイスやかき氷、冷たいドリンクや
ビールなどが美味しい季節。
ついつい摂りすぎると、
カラダが冷えますね。
フルーツが多めのスムージーで
ヘルシーなデザートタイムで、
夏バテを乗り切りましょう。
今日のスムージーは、
甘みと酸味が味わえる、
さわやかな【すもも】
果物に多く含まれている
ペクチンは水溶性食物繊維の一種。
水溶性食物繊維は水に溶けて
食品の水分を抱き込み、粘度を持ちます。
消化されることなく体内を
ゆっくりと移動しながら
ブドウ糖の吸収を緩やかにしたり、
コレステロールの吸収を抑制したりします。
これにより糖尿病や動脈硬化
といった生活習慣病の予防に
働くと考えられていて、
積極的に摂取したい栄養素です。
抗酸化作用を持つ、β-カロテン・
ビタミンE・ビタミンCの
いずれも含んでいる点も、
動脈硬化の予防にうれしい効果。
体内での過酸化脂質の
生成を抑制してくれます。
カリウムによって余計な
ナトリウムを体外に
排泄できれば高血圧の
予防にも働くので、
総合的に生活習慣病予防に
働きかけてくれる食材といえます。
酸味と甘みの両方を
感じることができるのが、
すももの魅力の一つ。
酸味はクエン酸やリンゴ酸
といった有機酸によるものです。
これらはいずれも体内の代謝時に
必要となる成分ですので、
摂取すると疲労回復に
効果を発揮してくれます。
またカルシウムなどの吸収しにくい
ミネラルは有機酸と一緒に摂ると
吸収率が高まりますので、
スムージー以外にも酸味を
活かしてお料理にも
活用されてみてはいかがでしょうか。
サラダのトッピング、ドレッシングの
酸味に使用するといいですね。
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◆ すももとセロリのさわやかスムージー◆
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┏◆材料(約500ml~)
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①すもも:400g
②オレンジ:1個
③セロリの茎:30gぐらい
④梅酵素シロップ
・すももだけでもOK。オレンジで甘みをだす。
甘くない場合はバナナなどで甘みと酸味を調整。
・トッピングは好みですもも、
セロリなどを別途用意。
┏◆作り方
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1.すももはタネをとり。
一口大にカット。
2.オレンジは皮をむいて
一口大にカット。
3.セロリの茎は一口大にカット。
4.オレンジ、すもも、セロリの
順でブレンダーに入れる。
5.なめらかになるまで撹拌する。
(水分が多く柔らかいものから
順番にブレンダーに入れる)
6.器に盛り付けて完成!
夏にぴったりのスムージーです。
ぜひ、つくってみてください。
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■スムージーボウル講座 8/30(金)■
時間:15:00~17:00
場所:ナチュラルハウス青山店
参加費:2,000円
申し込み:03-3498-2277
■スムージー無料レッスン動画公開中■
スムージーにご興味のあるかたは、
参考なさってくださいね。
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https://peraichi.com/landing_pages/view/chokatsu
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医学の父 ヒポクラテスは
このようにいっています。
「汝の食事を薬とし、
汝の薬は食事とせよ」
スムージーは美味しい
天然のお薬です。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
では、また次回を
お楽しみになさってくださいね。
感謝を込めて
盛 かなこ