息子が3ヶ月目に入ったくらいから

ほっぺが赤くガサガサになりました。

 

 

乳児湿疹です。

 

 

聞いたことのある言葉ではあったけれど

対処方法を知らなかったので

ネットでカチャカチャ検索。

 

 

だいたいのサイトで書かれていた共通点は

  1. 肌を清潔に(お風呂に入って泡で洗う)
  2. 保湿はしっかり
  3. ワセリンなどで保護をする
でした。

 

 

私は、せっせと毎晩子供を沐浴させ
クリームを塗り、腰を痛めながら(コルセットして)
少しでもよくなることを願っていました。

 

 

それでもなかなかよくならずに
3ヶ月検診がやってきました。

 

 

先生は息子を見るなり
保湿してるの?皮膚科には見せましたか?

 

 

と少し声を大きく
気持ち慌てたように息子の肌をよく見ていました。

 

 

乳児湿疹に関する情報を探していた時に目にした

「母親の母乳が原因」について

尋ねてみましたが

 

 

母乳が原因であることは考えにくい

インドの人なんて毎日スパイスを食べているんだから

 

 

… と言われました。

インド人が出てきて??と思いましたが

言いたいことはわかりました。

 

 

結果、処方されたのは
「ステロイド」

 

 

今日からこれを3日間は欠かさず塗って
様子をみてくださいね。
とても弱いものを出しておきましたので。

 

 

できるだけステロイドは使いたくなかったけれど
よくなりそうには見えない息子の湿疹を目の前に
私は3日間だけならと
使うことにしました。

 

 

その日帰って、沐浴させてから
湿疹が出ているところ、赤みが出ているところだけに
丁寧に塗っていきました。

 

2日目の朝

昨日の赤み、湿疹が半分に!

わー、綺麗になってきた、これで治るね。

と私はとても安心したのを覚えています。

 

 

3日目

ほとんど気にならなくなり、

肌は真っ白、本当にこれぞ『赤ちゃん』と言うプニプニに

出会えました。よかったよかった。

 

 

塗る量を減らし

全く塗らない部分もありました。

 

 

4日目

昨日塗った部分だけが綺麗

それ以外はまた小さな湿疹がプチプチ…

 

 

本当に面白いように

塗った部分だけが縁取られるように綺麗で

どこに塗ったか、塗っていないか

誰にでもわかるほどでした。

 

 

 

そこで頭をよぎったのは…

 

 

 

ステロイドで治すのではなく

見えなくさせるだけなのでは?

と言うこと。。

 

 

なんとなく、恐れていたこと。

なんとなく、知っていたこと。

 

 

でも、本当に湿疹だらけで

顔中かさぶただらけの息子の顔が

お薬で綺麗になるのなら!と

すがったのがステロイドだったのです。

 

 

奇跡を願ったのです。

 

 

いくらステロイドでも

3日間では治らないよ、と言われればそうかもしれません。

 

何ヶ月かかけて出ては消えて、出ては消えての繰り返し。

治療とはそういうもの。

 

 

でも、

塗ったところと塗ってないところが

こんなにも明確に分かる息子の肌を見て

ちょっと怖くなったのです。

 

 

 

続ける?

やめる?

 

 

私の頭ではこの言葉が

こだまのように響いていました。

 

 

 

その日から

ステロイド以外の乳児湿疹の治療を

探し始めました。

 

 

続く