みなさま こんにちは。

 

ご愛読ありがとうございます。

リビングビューティーライフ研究家の
盛 加奈子(もり かなこ)です。

 

 

桜が風に舞い、桜吹雪がはかなくも美しいですね。
ひとときの時期ですが、
こころの奥から癒されるひとときです。

 

今回は、ホメオタシスの観点から
食を活用して、自律神経を整えていきましょう。

 

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自律神経を整える
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私たちの体は脳からの神経を通じてだされる司令によって、
生命活動を維持しています。

 

脳からの指令を伝達する神経のうち、
自分の意思で自由にコントロールできる器官に
関わっているのが脳脊髄神経。

 

自らの意思とは無関係に各器官を
働かせているのが、自律神経です。

 

自律神経は、体の内外からの刺激に反応して、
生命を維持するためのさまざまな働きを制御する
役割を持っています。

 

例えば呼吸、心拍、血圧、体温、発汗、排尿などは
自律神経が調節していて、眠っていても生命を維持できるのは、
この働きによるものです。

 

自律神経には、何らかの刺激に応じて
身体機能を働かせる命令を出す「交感神経」と
身体機能を元の穏やかな状態に戻そうとする
「副交感神経」があります。

 

自律神経を整えることは、体の不調を解消するために
最も大切なことです。

 

現代人のほとんどの不調は、
副交感神経が十分にはたらいていないことが
根本的な原因であると考えられています。

 

上図のように、2つの自律神経は1つの器官に関して
相反する働きを持っていて、必要に応じてどちらかの働きを強め、
臓器や器官を自動的に調整し、シーソーのように
うまくバランスを保っています。

 

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食べ物で自律神経を整える
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自律神経を整える食べ物を知ることで、
意識して食事に取り入れていきましょう。

 

■食物繊維が多い食べ物■

野菜類、果物類、玄米、全粒粉、きのこ類、海藻類、ごぼう、
そば、豆類、お芋類、ブルーベリー、ココナッツ類など、

 

食物繊維が多い食べ物は、腸の中をゆっくりと進みます。
腸の中を食べ物が進む時は、副交感神経になるので、
その時間が長ければ長いほど、
副交感神経が優位になる時間が長くなります。

 

■すっぱいもの、辛い食べ物■

お酢、レモン、とうがらし、わさび、生姜、梅しそ、梅干など、

すっぱいものや辛い食べ物は、副交感神経を優位にします。
すっぱい、辛い、苦い、というのは体にとっては「いやなもの」。
そんな「いやなもの」が体内に入ってきたので
必死に「排出しよう!」として副交感神経がはたらくのです。

でも食べすぎは逆効果。ほどほどがいいですね。

 

■発酵食品■

発酵食品も自律神経を整えるはたらきがありますし、
腸内環境も整えてくれるので、免疫アップにも役立ちます。
酵素も多く含まれているので、新陳代謝や体の回復が促進します。

ただし、一般のスーパーで安価で販売されている
お味噌やお漬物などは、発酵期間が短くて
酵素の効果が十分に期待できないものもあるので、
しっかりと長期間熟成されたものを選ぶのがおすすめです。

カラダに優しい消化吸収の点では、植物性の発酵食品がおすすめです。

●乳酸菌
発酵を伴うお漬物(キムチ、ザーサイ、すぐき、高菜漬けなど)

●納豆菌   納豆

●酢酸菌   りんご酢、ワイン酢、純米酢

●こうじ菌  お味噌、醤油、本みりん、甘酒

●そのほか  ローカカオ、ルイボスティー、酵素シロップ、
       コンブチャ、テンペ、ザワークラウト、ピクルス、
       ナタデココ、リジュベラック、黒にんにくなど

食生活の中に様々な種類の発酵食品を取り入れ、
おいしく食べて腸内環境を整えて行きましょう。

●水分を多めにとる

 水分をとることも、消化器系(泌尿器系)を刺激するので、
 自律神経を整えるために効果的な方法です。
 なかでもカフェインレスや体を温めるものがおすすめ。

 白湯、生姜湯、黒豆茶、ルイボスティー、紅茶、ウーロン茶、
 プーアル茶、赤ワイン、日本酒など、体を温める飲み物を
 飲むように心がけましょう。

 

 

春は天候や温度変化も大きいので、
自立神経を整えて少しでも体調管理ができると良いですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

感謝を込めて

では、また!

 

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