みなさま こんばんは。
ご愛読ありがとうございます。
リビングビューティーライフ研究家の
盛 加奈子(もり かなこ)です。
一年の中でも春という季節は、
仕事や家庭でもきりかえの時期ですし、
カラダも変化多くてデトックスのとき。
花粉症やアレルギーの方にも悩ましい時期です。
各地の桜だよりがS N Sでアップされています。
なにかとストレスが多い時期ですが、
美しくはかない桜には、癒されますね。
ホメオタシスを理解して
ココロとカラダを整えていきましょう。
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ホメオタシスと外の環境の変化への対応
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前回もお話ししましたが、
人体の神秘を支えている機能に
ホメオスタシス(Homeostasis)があります。
ホメオスタシスは 「生体恒常性」ともいわれ、
体を一定の状態に保つはたらきのこと。
ひとことで言うと「体内環境の調整役」です。
ホメオスタシスのはたらきのおかげで、
外の環境が変化しても健康を維持することができます。
寒くなったり、暑くなったり、低気圧になったり、
雨が降ったり、湿度が高くなったり。
環境はつねに一定ではありませんよね?
その環境の変化に体が対応できなければ・・・
- 夏、暑くなれば体温もどんどん上がって、36度、38度、42度、・・・
- 冬、寒くなれば体温もどんどん下がって、15度、10度、5度、・・・
こうなってしまっては、人間は生きていけません。
- 夏、暑くなったら、汗をかいて熱を逃がして体が熱くならないように
- 冬、寒くなったら、筋肉をブルブルッとふるわせて熱を作って体が冷えないように
環境の変化に反応して体をはたらかせて、健康な状態を維持し、生命を維持しようというのがホメオスタシスです。
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カラダへの変化への対応
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ホメオスタシスは、外の環境の変化に対応するだけ
ではありません。
体の状態の変化にもしっかりと対応して、
私たちの体が健康でいられるようにはたらいています。
- 食べ物が必要になったら、空腹感を感じさせる
- 水分補給が必要になったら、のどの渇きを感じさせる
当たり前のことですが、お腹がすかなければきちんと定期的にはご飯を食べないでしょう。
のどが渇かなければ、水分補給を忘れてしまうかもしれません。
実際に、冬は夏のようには水分をとりませんね。
この延長で、まったくのどが渇かなかったら、まったく水分をとらなくなってしまうのではないでしょうか?
- 水分が必要なのに、のどが渇いていないからそのことに気づかない
- 栄養が必要なのに、お腹がすいていないからそのことに気づかない
これでは、健康でいられるはずがありませんね。
体の状態の変化に応じて、いろいろなサインを出して
行動をうながしているのも、ホメオスタシスという
しくみのおかげなのです。
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ホメオタシスと自然治癒力
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私たちが健康でいられるのは、自然治癒力のおかげです。
治療や薬も健康には貢献してくれますが、
自然治癒力に比べればはるかに小さいものなのです。
薬が効果を発揮するのは、その薬を消化して、吸収して、
成分を有効にはたらかせることのできる「体」という
環境があるからこそです。
体を治すのは治療や薬ではなく、自然治癒力なのです。
自然治癒力は、
1)自律神経、2)免疫系、3)内分泌系(ホルモン)の
3つが互いに連携しあいながらはたらいています。
ホメオスタシスをコントロールしているのもこの3つです。
ホメオスタシスによって私たちの体は一定の状態に保たれ、
生命や健康が維持されています。
しかし、ストレス、不安、緊張、恐怖、不快と
いったものによって自律神経のバランスが乱れると、
免疫系や内分泌系にも影響してしまいます。
その結果、ホメオスタシスがうまく機能しなくなって、
不調を引き起こすことにつながるのです。
ホメオスタシスがきちんとはたらくようにするためにも、
なるべくストレスを受けないように、ためないようにして、
自律神経を整えることが大切です。
次回は、食べ物、お風呂の入り方、
効果的な運動、眠りを深くする方法など、
毎日の生活の中で自律神経を整える方法を紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝を込めて
では、また!
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